たくさんの図が描かれています。
これがリーダーシップ地図®です。
ビジョン・トゥー・アクション(VTR)モデル
VTRモデルは、文字通り、ビジョンをアクションとして実現させるためのモデルです。
ビジョンを掲げても失敗してしまうケースは、組織やチームやフォロアーがついてこない場合です。なぜついてこないのか。
本書で解説する行動科学では、ビジョン実現のリーダーシップには、目標や計画といった「意思決定の側面」だけではなく、やる気や気持ちという「人間の側面」も考慮することが必要であると考えています。しかも、異なるレベルで異なるリーダーシップが求められているといいます。
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効果的なリーダーシップ
「効果的なリーダーシップ」の欄では、「リーダー⇒働きかけ⇒フォロアー⇒成功するリーダーシップ⇒効果的なリーダーシップ」の図式が示されています。
成功することと効果的であることの違いは、持続性にあります。ムチで相手に働きかけ無理強いすれば成功することはできますが、相手は二度とやりたいとは思わないでしょう。相手が自らまたやりたい、やるというように働きかけるには、効果的なリーダーシップが必要になります。そのヒントはなにか。
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目標による管理(MBO)
「目標による管理」の欄では、状況対応リーダーシップ®を活用してMBOを実施する場合の「リーダーシップ・スタイル契約」の全容が示されています。
ステップ1:目標設定
ステップ2:期間指導
ステップ3:業績評価
「驚きがないこと」、これが業績評価のキーワードです。
相手にとって期待以上の良いことであれば、驚きは歓迎されます。しかし、たとえば、「そんなこと期待されていたの?」、「言われていたことと違う」、「◯◯だと思っていた」、「もっと評価されていると思っていた」などなど、期待に反する驚きがあると、信頼関係に傷がつきます。
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行動モデル(状況対応リーダーシップ®)
「行動モデル」の欄では、状況対応リーダーシップ®の3本柱を示しています。
レディネスとスタイルが適合しているかどうかを測るスタイル適合性、スタイルをいかに柔軟に状況によって変更できるかを示すスタイル柔軟性、そしてもっとも重要なポイント、その診断結果は自己認知なのか他者認知なのか、などリーダーシップが効果的かどうかを検討すべき重要なポイントを示しています。自己認知と他者認知にズレがあったら、それは貴重な学習の機会になります。
そして、自分に対する状況対応リーダーシップ®(S.L.セルフ®)の図もあります。
「なにかを達成したい」と思ったときに、自分をプロセスリーダーとして、あらゆるコンテンツリーダーたちを探し働きかける方法です。
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態度モデル(動機づけ)
態度モデルは、リーダーやフォロアーがどんなタイプの人間性をもっているかを考えるために活用します。相手の考え方がまったく異なる、人間性を全然理解できない、など問題があれば、コミュニケーションがうまくいきません。
上司と部下が同じようなパーソナリティであれば、コミュニケーションもスムースになりやすいでしょう。異なるパーソナリティの場合は、そういうパーソナリティもあるんだと知ることが、過度な期待をせずに、タスク中心、レディネス中心でリーダーシップを進めることができます。
なんとなくチグハグな上司部下関係だなと感じたら、リーダーはどんなタイプ、自分はどんなタイプかを考えてみるとスッキリ納得するかもしれません。
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