2014年5月25日日曜日

なぜリーダーシップの教科書を創りたいの?

リーダーシップ研究、行動科学、状況対応リーダーシップ®にご関心のある皆様

実践と創造のリーダーシップ(ELA)研究会でも、何度かご案内しておりますように、リーダーシップ研究大学(ULS)では、「進化する教科書<リーダーシップ>を創ろう!」プロジェクトを進めています。

教科書を出版するにあたり、従来のように書く人、編集する人、売る人、読む人がバラバラな立場ではなく、「良質なリーダーシップの教科書を創り、社会に役立てる」という動きのメンバーとして、チームとして活動できないかと考えています。

「だれもがリーダー」、「以前のリーダーシップだけでは説明できない」などと感じていらっしゃる方々、出版や執筆にご関心のある方々、ぜひチームとして活動しましょう。

ご登録はこちらからお願い致します。


本プロジェクトの趣旨は以下の通りです。

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わたしたちは、次の点が重要だと思っています。(「なぜリーダーシップの教科書を創りたいの?」より抜粋)
  • リーダーは大物成功者やヒーローだけのものではない、だれもがリーダーです。もう従来のリーダーシップ理論ではとらえきれないリーダーシップ現象が世界のあちこちで起こっています。
  • リーダーシップを科学でとらえます。「すごい」で終わらせるのではなく、因果関係のあるプロセスモデル、行動モデルとしてとらえます。行動モデルがあれば、他の人に教えることができ、多くの人がうまくいくリーダーシップを再現することができます。
  • 良質な行動モデルを創ります。そのためには、多くのリーダーシップ研究者が情報や知識を共有し、試行錯誤しながら練り上げていく必要があります。ひとりや少数では偏りが生じます。
  • 時代にあわせて改訂を重ねます。本質は変わらなくても、時代や生き方が変われば、読者に理解されやすいように表現する必要があります。
「”だれもがリーダー”の良質な行動モデルを創り続けること」、これがULSの目標であり、ULSのリーダーシップ研究そのものです。
リーダーシップ理論は、経営学の分野だけをとっても半世紀以上にわたる歴史をもっています。また、従来のリーダーシップ理論が機能しなくなって、すでに10-20年がたとうとしています。
過去のリーダーシップ理論の知識と価値観を共有すること、そして新しいリーダーシップ現象について共通の理解を得るためには、あちこちに存在する書物や情報をバラバラに探すのではなく、体系的にまとめられた教科書が必要です。
だから、教科書を創りたいのです。

進化する教科書<リーダーシップ>を創ろう!プロジェクト