2019年7月15日月曜日

あなたならどのリーダー行動をとりますか?

成功率の高いリーダー行動を選ぶ!

ある職場の状況です。
「最近分かったのだが、グループ・メンバーたちの間でなにか問題が起こっているらしい。このグループは、仕事上素晴らしい成績を挙げてきている。メンバー同士の折りあいも良く、長期目標も見事にこなしてきている。メンバー全員が、仕事の能力に優れているといってよい。」
リーダーに与えられた選択肢は、以下の4つ。あなたならどのリーダー行動をとりますか?
  1. 仕事の重要性や達成期限の重要性を強調する。
  2. 問題解決にメンバーたちを参画させる。
  3. チームメンバーの一人一人と話し合って、目標を設定する。
  4. チームメンバーが「自分たちが重要で必要とされる役割を果たしている」と感じられるように接する。
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公開勉強会 2019年8月3日(土)
初めての方、初心者、どなたでもご参加できます。

【日時】2019年8月3日(土) 午前9時半から午後1時まで
【場所】杉並区阿佐ヶ谷地域区民センター 第6集会室
【参加費】一般3000円(税込み、事前お振込)、S.L.認定トレーナー・履修生無料

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どのリーダー行動が適切か?
効果的なリーダー行動のシミュレーション・ゲーム(状況対応リーダーシップ®シミュレータ)では、選んだリーダー行動を3点~0点と判定します。

1.仕事の重要性や達成期限の重要性を強調する。
これは0点。
この行動は、指示が多く、協労(支援)が少ないリーダー行動です。このグループがきちんと業績を挙げてきていることを考えると見当違いであり、不適切です。ここでの問題は、おそらく対人的なものでしょう。

2.問題解決にメンバーたちを参画させる。
これは2点。
この行動は、協労(支援)が多く、指示が少ないリーダー行動です。一応は部下たちに問題を解決するように仕向けていることになりますが、問題解決を全面的に部下たちに任せていることにはなりません。この職場の部下たちには、基本的には自分たちだけで問題を処理するだけのレディネスが備わっているから、部下たちに任せて、当分様子を見るのが、最適の行動だと思われます。

3.チームメンバーの一人一人と話し合って、目標を設定する。
これは1点。
この行動は指示が多く、協労(支援)も多いリーダー行動です。問題の解決が長引いた場合には、適切かもしれません。しかし、現状では、問題は目標設定にあるわけではありません。問題は、対人的なものと思われます。

4.チームメンバーが「自分たちが重要で必要とされる役割を果たしている」と感じられるように接する。
これは3点。
現在のところ、このグループはリーダーの介入を必要としていないようです。もし、問題が長引くようなら、上記の2のような行動もよいのではないでしょうか。与えられた4つの選択肢の中では、このリーダー行動が最も適切なようです。

レディネス診断
この職場グループのレディネスは、レディネス4(R4)だと診断されます。

このグループが、仕事上素晴らしい業績を挙げてきているという事実長期目標を見事にこなしてきているという事実を見ても分かるように、このグループのレディネスは高いと診断されます。そこでさし当たっては、このグループに自分たち自身で問題を解決するよう仕向けることが望まれます(委任的なリーダー行動)。

それで問題が解決せず悪化するようなら、リーダーシップ・スタイルを変えてみてもよいでしょう。

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  • 自分のチームが今どのような状態なのか、チーム活動を進めるために必要なリーダー行動はなにか?
  • 自分のチームの現在のレディネスはなにか?(レディネス診断)
  • チームのレディネスを高めるための適切なリーダー行動はなにか?(最適リーダーシップ)

「12のリーダーシップストーリー、課題は状況対応リーダーシップ®で乗り切れ」に状況対応リーダーシップ®のわかりやすい解説があります!


次回公開勉強会は、自分のチームや相手のレディネスを診断し、適切なリーダー行動を考えるシミュレーション体験です。

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公開勉強会 2019年8月3日(土)
初めての方、初心者、どなたでもご参加できます。

【日時】2019年8月3日(土) 午前9時半から午後1時まで
【場所】杉並区阿佐ヶ谷地域区民センター 第6集会室
【参加費】一般3000円(税込み、事前お振込)、S.L.認定トレーナー・履修生無料
【内容】
    • 状況対応リーダーシップ®シミュレータゲームの体験
    • 状況対応リーダーシップ®研修導入事例
    • 面談スキルアップ演習実施事例、など


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2019年7月7日日曜日

出版をめざす研究コース

進化する教科書「リーダーシップ」を創ろう!プロジェクト

リーダーシップ研究に関する教科書の出版を目的とするプロジェクトです。

2016年1月に「12のリーダーシップストーリー、課題は状況対応リーダーシップ®で乗り切れ」(生産性出版)を出版しました。


効果的なリーダーシップの仕組みを自分で考える、それを世に問う、実験してみる、出版する、講演する、教育に使う、などなど、極める方法はいくつもあります。そのための体系的な理解と自分のフレームワークづくりをめざします。

ULS 311: 効果的なリーダーシップ行動科学と状況対応リーダーシップ®を網羅したリーダーシップ地図®を使って、「効果的なリーダーシップ」を学習します。
ULS 312: VTR(Vision to Results、ビジョンを実現する)モデル行動科学と状況対応リーダーシップ®を網羅したリーダーシップ地図®を使って、「VTRモデル」を学習します。
ULS 313: 態度モデル行動科学と状況対応リーダーシップ®を網羅したリーダーシップ地図®を使って、「態度モデル」を学習します。
ULS 314: 行動モデルと目標による管理行動科学と状況対応リーダーシップ®を網羅したリーダーシップ地図®を使って、「行動モデル」と「目標による管理」を学習します。
ULS 315: リーダーシップ用語の解説1これまで学習したことを踏まえて、リーダーシップ用語集への加筆修正や新規入力を行います。(効果的なリーダーシップ、VTRモデル領域)
ULS 316: リーダーシップ用語の解説2これまで学習したことを踏まえて、リーダーシップ用語集への加筆修正や新規入力を行います。(態度モデル、行動モデル、目標による管理の領域)
ULS 317:行動科学を自分の言葉で説明する行動科学の主要な考え方を、リーダーシップ地図®を使って自分の言葉で説明できるようにします。
ULS 318: 自分のリーダーシップストーリー®を創る自分自身のリーダーシップストーリーを作成し分析します。まずリーダーシップストーリー®を作成し、リーダーシップ地図®を使って分析レポートを作成します。リーダーシップストーリー®と分析レポートを提出してください。
ULS 319: 自分のリーダーシップ教科書を創る自分が行動科学や状況対応リーダーシップ®を使ってリーダーシップの講座を行うと仮定します。その講座で使う教科書を作成します。
ULS 320: 自分のリーダーシップ教科書を電子出版する前講座でまとめたアウトラインをもとに、リーダーシップ教科書を作成し電子出版します。

プロジェクト概要 

 従来のように書く人、編集する人、売る人、読む人、感想を述べる人などがバラバラな立場ではなく、「良質なリーダーシップの教科書を創り、社会に役立てる」という動きのメンバーとして、あるときは書く人、あるときは編集する人、あるときは売る人、あるときは読む人、あるときは感想を述べる人、あるときはなにもしない人(?)など、長い目でひとつの作業をなしとげていくチームとして活動できないかと考えています。


「だれもがリーダー」、「下からのリーダーシップ、横からのリーダーシップ」、「ふつうの人のリーダーシップ」、「もっと平和的なリーダーシップ」、「以前のリーダーシップでは説明できない」など、新しいリーダーシップを考えてみたいと思っていらっしゃる方々、出版や執筆にご関心のある方々、ぜひ一緒にチームとして活動しませんか?

進化する教科書<リーダーシップ>を創ろう!プロジェクトでは、チーム活動にご協力くださった方々、ケースを採用させていただいた方々、みなさまとの協働で出版した”教科書(書籍)”にメンバー全員のお名前(とご所属、ご希望により)を掲載させていただきます。



わたしたちは、次の点が重要だと思っています。(「なぜリーダーシップの教科書を創りたいの?」より抜粋) >>>続く


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公開勉強会
初めての方、初心者、どなたでもご参加できます。
リーダーシップ研究アカデミーの不定期の公開勉強会です。
年3回程度開催を予定しています。

【日時】2019年8月3日(土) 午前9時半から午後1時まで
【場所】杉並区
【参加費】一般3000円(税込み、事前お振込)、S.L.認定トレーナー・履修生無料

【ファシリテータ】S.L.認定トレーナー
【内容】
    • 状況対応リーダーシップ®シミュレータゲームの体験
    • 状況対応リーダーシップ®研修導入事例
    • 面談スキルアップ演習実施事例、など

公開勉強会では、状況対応リーダーシップ®活用のヒント!、状況対応リーダーシップ®基本の基本、リーダーシップ開発やチームビルディングに結びつく研修ゲームなどから、テーマを選んで勉強会を行っています。


常時受付インターネット講座のご案内
その他の常時受付講座

リーダーシップストーリー®基礎講座
受講料5,400円(半年間)
リーダーシップストーリー®のビフォーアフターを作り、行動科学と状況対応リーダーシップ®で分析することで、現状の枠を乗り越え、次のステップに進みます。

S.L.リーダーシップ診断とフィードバック講座
受講料38,880円(半年間)
通常2日間で学習する状況対応リーダーシップ®を半年間のインターネット講座で学習します。リーダーシップ診断結果を用いて自分の強み弱みを把握し、行動計画を作成します。
お申込みはメールアドレスご登録後、Paypalでお支払い。Paypalアカウントをお持ちでない方は、こちらからお申し込みください。

出版をめざす研究コース
体系的な理解と自分のフレームワークづくりをめざします。


   

2019年6月29日土曜日

効果的なリーダー行動のシミュレーションゲーム体験

公開勉強会2019年8月3日(土)

効果的なリーダーシップ、よく聞くければ、どうすればいいのかわからない。
状況対応リーダーシップ®? 4種類のリーダー行動があると聞いたことある。

リーダーシップのシミュレーション・ゲーム体験の機会です。

チーム対抗、状況カードを読んで適合するリーダー行動を選択する、もっとも適合していれば3点、次に適合していれば2点、次の次に適合していれば1点、もっとも適合していないリーダー行動は0点。

ときには不可抗力な事態が起こりマイナス1点・・・

シミュレーションゲームはすごろくのように、スタートからゴールまで先に到着するチームが勝ちとなります。

状況対応リーダーシップ®(S.L.理論)を頭で知っていても、瞬時の診断が重要ですから勝てるかどうかわかりません。



リーダー行動が適合しているかどうか
部下のレディネスを瞬時に診断して、状況対応リーダーシップ®(S.L.理論)に沿って適合するリーダー行動を瞬時に選択し、それを実際の行動に移す、これが状況対応リーダーシップ®の実践となります。

瞬時にレディネス診断することはなかなか難しい。

実際の職場でも、なにかおかしいなと感じたとき、部下のレディネスはこうかな、ああかなと迷っていると、相手のレディネスはどんどん下がっていってしまうかもしれません。なにもしない期間が長ければ長いほど、人間関係もぎくしゃくしたり、最悪の場合、辞められてしまうかも。。。

人材を採用することも大変、育成することも大変。
できれば、せっかく採用した人材、しっかり育成して、組織の戦力となってもらいたいものです。

レディネスの変化には即座に対応
これは状況対応リーダーシップ®の鉄則です。
完璧ではなくても、できるだけ適合に近いリーダー行動をとることが、問題を最小限に食い留める方法です。

状況対応リーダーシップ®は、適合するリーダー行動を示すだけではありません。「なにかおかしい」と感じたことに対して、感情的にならずに、相手とコミュニケーションをとる道具にもなります。

面談スキルアップ演習
レディネスを瞬時に診断することは重要ですが、準備がないと常に的確な診断をすることは難しいです。
レディネス診断を定期的に行うようにしていれば、部下のレディネスの変化を常に意識するようになります。小さな変化でもすぐに対応すれば、問題の芽が小さなうちに刈り取ることができます。
リーダー自身にとっても、心の平安を感じることができます。




次回公開勉強会では、状況対応リーダーシップ®の導入事例を紹介し、発見や工夫を参加者と共有します。
  • 状況対応リーダーシップ®(S.L.)研修の導入事例
S.L.社内トレーナーとして社内でS.L.研修を展開している企業。S.L.社内トレーナーたちがS.L.研修を実施する上でのさまざまな発見や方法の工夫などについて紹介します。
S.L.参加者ワークブックの解説の仕方と参加者の理解について共有します。 
  • 面談スキルアップ演習の実施事例
通常2日間のS.L.研修を半日4回に分けて実施した企業。最後の面談スキルアップ演習では、レディネス診断体験のロールプレイを実施。レディネス診断の肝となるタスクの捉え方やファシリテーションのヒントなどテーマ満載。

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公開勉強会
初めての方、初心者、どなたでもご参加できます。
リーダーシップ研究アカデミーの不定期の公開勉強会です。
年3回程度開催を予定しています。

【日時】2019年8月3日(土) 午前9時半から午後1時まで
【場所】杉並区阿佐ヶ谷地域区民センター 第6集会室
https://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/katsudo/center/1006943.html
【参加費】一般3000円(税込み、事前お振込)、S.L.認定トレーナー・履修生無料
【ファシリテータ】S.L.認定トレーナー
【内容】
  • 状況対応リーダーシップ®シミュレータゲームの体験
  • 状況対応リーダーシップ®実施事例について共有:
状況対応リーダーシップ®研修導入事例
面談スキルアップ演習実施事例、など

公開勉強会では、状況対応リーダーシップ®活用のヒント!、状況対応リーダーシップ®基本の基本、リーダーシップ開発やチームビルディングに結びつく研修ゲームなどから、テーマを選んで勉強会を行っています。

  

2019年6月21日金曜日

変化を状況対応リーダーシップ®で実行する

必要に迫られている変化


「社会には数多くの大小のチームや組織があります。好んでリーダーの役割を引き受けている人もいれば、必要に迫られてリーダーの役割を担っている人もいます。好むと好まざるとにかかわらず、リーダーの役割を果たすとなれば、「変化を起こす」必要があります」、なるほど。

リーダーシップ研究の著名な学者ウォレン・ベニスは、「リーダーは変化を好まなければならない(p.377, Warren Bennis)」といいます。好んでリーダーになる人はおそらく積極的に変化を起こすでしょう。

変化を好んでいる人は積極的に変化をリードする役割をひきうけるのがいいと思います。どんな試練があっても、目的意識があるので頑張り抜けると思います。なにかしたいと強く思えば、どんな試練も乗り越えようという強い意欲が湧きます。

しかし・・・
組織に所属する人は、ちょっとしたリーダーの役割はそんなにいやではない、でも、上から、あるいは状況に迫られて「変化を起こさなければならない」とプレッシャーをかけられると、まず先に「あー面倒」と感じてしまうのではないでしょうか?

変化を起こすための労力、手間、時間、ストレス、いろいろなものが思い浮かびます。
「できればやりたくない」
「でも、やらなければならないことは理解できる」
「あまり外部からやれやれ言われるのは、やる気がなくなる」
「自分なりのペースでやらせてよ」
そんな気持ちかもしれません。

そこで、もし他人や環境から「変化を迫られている」とプレッシャーを感じている人、自分の状況を捉え直してみるのはどうでしょうか?
  • 環境にいる自分
  • 自分の周りに環境がある
自分はどっちにいるととらえていますか?
  • 環境にいる自分、環境からプレッシャーを受けている受け身の自分。
  • 自分の周りに環境がある、自分で環境をコントロールする。

変化に対する不安の研究

変化に対する動機づけ

「Changeいらすとやさん」の画像検索結果

変化を状況対応リーダーシップ®で実行する

状況対応リーダーシップ®で変化を実行するということは、つまり、変化を実行する対象の「変化に対する」レディネスを変化させることです。

レディネスはだれにでもあります。
  • 自分
  • 相手
  • チーム
  • 組織
  • 社会
  • 世界
  • ・・・・・・・・・
変化を実行する対象として、身近な自分や自分の周りにいる相手、自分の仲間たちチーム、もし組織を率いているなら組織、自分が存在する社会、世界。。。いろいろあります。

レディネスは、いつでもどこでも環境の変化や気持ちの変化で、高まったり低くなったりします。強烈なショックを受けたりすると、今までできていたことが、突然できなくなることもあります。

自分、相手、チーム、組織、それぞれの変化へのレディネスを見ながら、対象の内的要因はどうなっているのか、行動科学と状況対応リーダーシップ®ではそのように考えるのが第一歩になります。

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公開勉強会
初めての方、初心者、どなたでもご参加できます。
リーダーシップ研究アカデミーの不定期の公開勉強会です。
年3回程度開催を予定しています。

【日時】2019年8月3日(土) 午前9時半から午後1時まで
【場所】杉並区
【参加費】一般3000円(税込み、事前お振込)、S.L.認定トレーナー・履修生無料
【ファシリテータ】S.L.認定トレーナー
【内容】研修ゲーム、または演習パック(参加者のご希望多数のものを選んで実施します)


公開勉強会では、状況対応リーダーシップ®活用のヒント!、状況対応リーダーシップ®基本の基本、リーダーシップ開発やチームビルディングに結びつく研修ゲームなどから、テーマを選んで勉強会を行っています。


   

2019年6月13日木曜日

チーム目標と個人目標の統合と葛藤(コンフリクト)について体験から学ぶ

研修ゲーム「チップ取引」<点数の高いチップを集めよう> 
「研修ゲームの活用と効果(ヴェロン記念塔、アズテックピラミッド)」(「企業と人材」誌、2006年3月5日号、産労総合研究所)、S.L.専属トレーナー桃井庸介著より抜粋、太字はリーダーシップ研究アカデミーによる
ファシリテータの「では第1ラウンドの開始です」という掛け声とともに、会場のあちこちで、握手をしてチップ交換が始まる。「〇〇です。よろしくお願いいたします」、「準備はよろしいですか?」、「では、せーの!」、「やったー、私の勝ちです。では、赤いチップを下さい」、最初の人とチップ取引が終了すると、もう後ろに新しい相手が来ている。「〇〇です。よろしくお願いいたします」、「では、せ~の!」・・・・・・

ファシリテーターの終了の合図で3分間のラウンドが終了する。メンバーはそれぞれ自分のチームに戻り、手持ちのチップの得点を計算する。得点は、個人得点とチーム得点の2つである。個人得点には、ある条件を満たすとボーナスポイントがつく。個人の得点を高めることと、チームへの貢献は必ずしも一致しない。個人賞を狙うか、チームの勝利に貢献するか、メンバーの中に葛藤が起こる

<ねらい> 
得点の違うチップを集める中で、個人成績を上げるという個人目標とチーム優勝への貢献という2つの異なる目標の統合と葛藤について学ぶことがねらいである。チーム内のコミュニケーションはラウンドごとの点数の計算時および第3ラウンド終了後の戦略検討会議に行われる。各メンバーの得点、チーム得点が計算され、他のチームの得点経過が分ってくると、チーム内の温度差が少しずつ表面化してくる。 

<個人目標と組織目標の統合> 
組織の目標はマネジメント(リーダー)と従業員(フォロア)の個人目標との統合の度合いにかかっている(ポール・ハーシィ他 行動科学の展開 生産性出版)。ハーシィらは、組織が目標を達成し業績をあげるためには、組織メンバーの目標が「統合」される必要があると指摘している。組織には少なくともマネジメントと組織に所属する個人たちがおり、マネジメントの目標と個人の目標が、どの程度「統合」されているかで、組織目標の達成の程度が決まるとされる。マネジメントや個人を含む組織メンバーすべてが、組織目標をお互いに共有しあい、協力しあえば、組織目標の達成の程度はより期待に近づく。 

どんな人間でも自分の個人目標にかなう組織目標であれば積極的に貢献するであろうが、自分にとってマイナスの組織目標に対してはやる気が起こらない。組織メンバーにとって、組織目標にやる気が起こるか起こらないかは、自分にとって組織目標がどんなものなのか、「組織目標のとらえ方」が鍵になる。組織メンバーが組織目標を共有するということは、単に組織目標が何であるかを知るだけではなく、その組織目標を「自分の目標ととらえること」、あるいは「自分の目標の一部ととらえること」である。(山本 あづさ 行動科学入門 生産性出版) 

チップ取引では「チーム目標を目指さないのはよくない」と結論づけているものではない。メンバーのみならずリーダーさえもが「チーム目標に魅力がない」と感じていれば、個人目標と組織の目標は一致しない。従って、組織目標達成度は低くなってしまうだろう。メンバーがチームに貢献することに意義を感じ、個人の目標を個人優勝ではなく、チーム優勝への貢献度に置くとすれば、チーム目標と個人目標は統合される。チームリーダーあるいはチームメンバーがチームの一員としての認識、チーム目標を自分の問題として共有できるようになれば、チームの力はチーム目標に向けられる。 

問題は、そうした状況を作りだすチームリーダー、チームメンバーのチームへのかかわり方、コミュニケーション行動はどんなものかということである。チームメンバーがひとつの目標に集中するにはチームメンバーがあるいはチームリーダーがどんな行動をとればよいのかということである。対人関係スキルは概念だけではなく、疑似体験とは言え、リアリティのある他者とのかかわりの中で、気づき、試し、確認をすることで行動化していきたい。体験学習、研修ゲームはそうした学びの機会をなまなましく提供してくれる。 

詳しくはこちら  

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公開勉強会
初めての方、初心者、どなたでもご参加できます。
リーダーシップ研究アカデミーの不定期の公開勉強会です。
年3回程度開催を予定しています。

【日時】2019年8月3日(土) 午前9時半から午後1時まで
【場所】杉並区
【参加費】一般3000円(税込み、事前お振込)、S.L.認定トレーナー・履修生無料
【ファシリテータ】S.L.認定トレーナー
【内容】研修ゲーム、または演習パック(参加者のご希望多数のものを選んで実施します)


公開勉強会では、状況対応リーダーシップ®活用のヒント!、状況対応リーダーシップ®基本の基本、リーダーシップ開発やチームビルディングに結びつく研修ゲームなどから、テーマを選んで勉強会を行っています。


   

2019年6月12日水曜日

CLSアメリカ本部ニュースレター2019年6月号

Situational Leadership®(状況対応リーダーシップ)の本拠地CLSアメリカ本部からのニュースレター「It's Situational!(状況に対応する!)」をご紹介します。内容は英文ですが、ご関心のある記事がありましたら、ご連絡ください。
TI_Podcast_4MOT
The Business of Learning: The Four Moments of Truth™
Research by Training Industry has found that one of the major challenges learning leaders face is sustaining the impact of training – making sure that, after completing the program, learners actually retain and apply what they’ve learned on the job one month, six months and even years afterward.

In this episode of “The Business of Learning,” Dr. Sam Shriver, executive vice president of The Center for Leadership Studies, and Doug Harward, founder and CEO of Training Industry, discuss a new model for sustaining the impact of leadership training: The Four Moments of Truth™.
LISTEN NOW
NEW! Digital Catalog
VIEW NOW
TI_Column_Indoctrinate_Embrace_and_Measure.png
Indoctrinate, Embrace and Measure! 
Effective leadership has less to do with leadership and more to do with having the courage to take definitive action and become a catalyst for productivity. This Building Leaders column in Training Industry Magazine by Sam Shriver and Marshall Goldsmith highlights personal insights and those of Jack Zenger, a member of the leadership arena for 63 years, to give you the best practices for building leadership.
LEARN MORE
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Join us at the Training Industry Conference and Exposition 
Workshop Session: The Four Moments of Truth™
Tuesday, June 18 | 2:30 p.m. – 3:15 p.m.

The variables for measuring the impact of training within an organization can seem endless. One thing is for certain, if the Next-Level-Manager, Trainee and Trainer aren’t all on the same page, the probability of successful behavior change is low. The Four Moments of Truth™ (4MOT™) is a process for transforming learning into performance. Join this session to learn more about the blueprint that connects learning to behavior change and behavior change to tangible results.
LEARN MORE
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BLOG POST
The Learner's Lens
This blog post reviews the experience at the Association for Talent Development’s International Conference and Expo and the prevalent learning trends from the learner’s lens.
READ BLOG POST
TI_Blog_2019_05
BLOG POST
There Is Nothing “Soft” About Developing Leadership Skills
This blog post questions why many refer to leadership training as a “soft skill” and reviews a rigorous coaching process for behavior change that challenges the notion.
READ BLOG POST
2019 Training Events 
public-workshop
Public Workshops 
July 1-2, 2019 – London 
July 18-19, 2019 – Dallas
July 22-23, 2019 – Durban
August 12-13, 2019 – San Francisco
VIEW SCHEDULE
certification-workshop
Certification Workshops 
July 8-10, 2019 – Chicago
July 24-26, 2019 – Hong Kong
July 29-31, 2019 – New York City
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VIEW SCHEDULE