オンライン研修は画面をずっと見続けているので、集中できる反面、疲労感も出てきます。そこで、研修の進め方も従来の集合研修と同じ順番ではなく、スライドに説明文を入れたり、グループ演習を一定の頻度で実施するようにしました。
今回弊社で体験した「変化に対するリーダーシップ」でもっとも役立ったことはなにかと振り返りますと、やはり「レディネス(能力と意欲・自信)」の考え方でした。変化に対して、なにかやらなければならないときの自分自身のレディネス、やろうとしていることに対する関係者たちのレディネス、お客様のレディネス、などあらゆる方面のレディネスを感じながら前に進まないと、自分だけ先に行っていたり、あるいは間違った方向に行ってしまったりすると感じました。
変化は、特に今回のような変化に対しては嫌悪感や抵抗を感じる人たちもたくさんいると思います。自ら望んで変化しようとしているわけではなく、そうせざるを得ない状況です。慣れている以前のような集合研修がいいに決まっているし、新しい方式の準備はできていないし、やり方もよくわからないし、時間と手間がかかりすぎる!、そう感じると思います。
でも、変化に対応しなければ、会社は存続できないし、やるっきゃない。やるしかないなら、すこしでもスムースにやりたい。そういう場合は、自分をとりまく周囲360度の人々を見渡しながら、その人たちのレディネスを感じながら、敏感に自分を対応させていくことが大事だとつくづく感じました。
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