2019年4月26日金曜日

世の中にもの申す多様な専門家コミュニティから 学問の大衆化プロジェクトへ

世の中にもの申す多様な専門家コミュニティから
学問の大衆化プロジェクトへ

いよいよ来週水曜日、令和元年5月1日、学問の大衆化シンポジウムが開催されます(お申込みサイト)。
リーダーシップ研究アカデミーは、世の中にもの申す多様な専門家コミュニティの言い出しっぺとして、この活動に積極的に取り組んでいます。

当アカデミーも、状況対応リーダーシップ®研修から始まって、レディネス研究会、リーダーシップ研究大学大学院、実践と創造のリーダーシップ研究会、リーダーシップ研究アカデミーと社会の変化にあわせて、必要とされるリーダーシップ教育を模索してきています。

わたしたちの仲間にも多くの女性がいます。長くリーダーシップ教育や研究を続けていますので、シニアもたくさんいます。外国人も障害をお持ちの方もいます。

当アカデミーは、「学問」が自分の潜在的な能力を引き出すのに、非常に有効であると考えています。形式的な学問ではなく、自ら探求すること、あらゆる資源から情報を得ること、新しいアイディアを導き出すこと、こういった自分を高める学習プロセス、学習の鍛錬の場、それこそが「学問すること」だと考えています。

学問の大衆化プロジェクトは、そういった「学問すること」をふつうのわたしたちの生活の場に浸透させたいと思っています。

ぜひ、わたしたちが活動を開始したばかりの今、ご共鳴いただける方にもメンバーとして参加、共鳴者として応援、どのような形でも結構ですので、お声掛けいただければと思います。

上記サイトに連絡フォームがあります。




学問の大衆化プロジェクトがめざすこと
潜在的労働力としてのシニア世代
潜在的な労働力とは、現在経済のメインストリームの役割を果たしていない人々、即ち、女性、シニア、高等教育を受ける機会を享受できなかった人々、障害を持つ人たち等である。分けてもシニアは豊富な経験・知識を持っており、アメリカなどの一部先進諸国では現役として社会の重要な構成員であるにもかかわらず、わが国では強制的に労働力から排除されている。従って、条件さえ整えればシニアを生産的労働力として呼び戻すことは比較的容易であると考える。
シニア世代の能力をイノベートする教育
―そのための研修機関の必要性―
シニアは人口ボーナス期を経験してきた世代であり、社会の変化にそのままで十分に対応できるとは限らない。しかしながら、できるだけ多くのシニアを現代の問題解決のためのヒントの源泉とすることは、日本経済の活性化、新たな創造を起こしやすい社会環境の整備の為の必須条件である。そのための方法の一つとして、我々はシニアを対象にした研修機関の設立を考えている。
この研修機関はただ単に職業教育を施すのではなく、その一段上のレベルを目指したものである。つまり、新しいアイデアを創造するために、地球的規模で、科学・技術の進歩、社会変化、文化的多様性を受け入れ、自らの考えを客観的に表現し、世に向けて発信できる力を与える場所である。
同時に、多様で豊富な経験をそれぞれに積んで来たシニア向けの研修は、研修に於ける経験学習により効果的に社会に寄与できるものであり、自ずから若者対象の教育とは異なる。彼らの経験を生かし主体性を重んじる教育でなければならない。特にシニア世代の半ばを占める女性の教育は重要である。また、この世代では体力的な格差が生じやすいため、健康上の相違を超えすべての人々を対象にした教育も無視できない課題である。

新元号「令和」祝賀 学問の大衆化シンポジウム

令和元年(2019年)5月1日 @慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟A会議室
午後1時から5時まで
参加料:お一人様2019円
ぜひ多事争論の場にご参加ください!